こんにちは!! いちきです(^^♪
5月のはじめは半袖の服を着ていたのですが、
第2週目から寒すぎませんか??
私は服を長袖に戻しました(笑)
また、暖かくなってきているので、風邪にも気をつけましょう!!
さて皆さん、断熱材ってご存知ですか?
本日は『断熱材』についてお話ししようと思います!!
断熱材にはいくつかの種類があります。
大まかに分けると、
繊維系断熱材、発泡プラスチック系断熱材、天然素材系断熱材の3つです。
代表的なものを以下に挙げて、それぞれのメリットとデメリットを紹介します!!
グラスウール
建築物の断熱材として広く普及しているものがこのグラスウールです。
グラスウールは繊維系断熱材に分類されます。
なんの繊維なの?と思われるかも知れませんが、
実はガラスを綿状にしたものなんです!!
グラスウールは、屋根や壁、床などの建物の断熱材として主に使用されます。
断熱性や防音性が求められる場所(映画館、高速道路)で利用されることが多いです。
メリット
①断熱性が高く防音性があります。
なので、映画館等の防音材としても用いられます。
②耐火性があり、安全性が高い。
グラスウールはほとんど燃えず、有毒なガスも発生させません。
なので、集合住宅のような住戸間の壁の中にはグラスウールを入れることが多いです。
デメリット
水に弱い
グラスウールはグラスウール内に空気を貯め込むことで断熱性能が上がります。
なので、水に濡れてしますと隙間に空気が入り、うまく断熱効果をだすことが出来なくなってしまいます。
ウレタンフォーム
ウレタンフォームは発泡プラスチック系断熱材に分類されます。
発泡プラスチック系断熱材はその名の通り断熱材の中に気泡がはいっています。
この気泡は、独立気泡といって、気泡の一つ一つにつながりはなく、
水分や空気を通しにくいものとなっています。
建物に使用されるウレタンフォームは主に専用の機械を使って吹き付けをしていきます。
また吹き付けとは、専用のスプレーのようなもので壁に噴射することです。
吹き付けを行うことで隙間なく、気密性の高い仕上がりになります。
メリット
①結露を起こしにくい
壁に吹き付けた後、断熱材が下に落ちることなく、
壁に張り付いている状態を維持できるため、内部結露がしにくく、カビも発生しにくいです。
②優れた防水性があり、湿気に強い。
ウレタンフォームは独立気泡のため、水や水蒸気が浸入しにくいです。
仮に水分が含まれてしまっても、乾燥すれば断熱効果を維持することができます。
デメリット
①耐火性能が弱い
ウレタンフォームは可燃性のため、耐火性能が弱いです。
ですが、難熱剤等によってより耐火性を高めることができます。
②シロアリに弱い
ウレタンフォームは発泡プラスチック系断熱材です。
シロアリはプラスチックや木材を食べる特性があるので、被害にあう可能性が高いです。
ロックウール
ロックウールは岩などの鉱物原料を高温で加工し、
それを綿繊維状に加工したものです。
ロックウールは繊維系断熱材に分類されます。
主に壁や屋根、天井などの内装や外装に使用される。
防火性が高いため、火災対策が必要な場所での使用が一般的。
メリット
①高い断熱性と防音性を持つ。
ロックウールの隙間に大量の空気があることから、空気間の移動を防ぎます。
②耐火性があり、安全性が高い。
ロックウールの耐熱温度は600度と非常に高いことから
建物が燃えにくく、安全性が高い断熱材となっています。
デメリット
値段が高い
繊維系の断熱材のグラスウールと比較すると、
撥水性や耐水性などがグラスウールよりも比較的高いため、金額が高くなります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これらの種類の断熱材は、それぞれ異なる特性を持ちます。
使用する場所や目的に応じて、最適な断熱材を選択することが重要です。
是非、お家づくりの参考にしてください♬